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by miya-mijyu
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入院生活を支えてくれたもの

それは、ずばり家族です。しかし家族以外に入院中に出会った人達もお互いに励まし支えあい、一人じゃ押しつぶされそうな不安もみんながいたから乗り越えられたと思います。その時に出会った人たちは私にとってかけがえのない人たちばかりです。そしてもうひとつ私の心を支えてくれたのは音楽です。手術前の不安な心や、術後の乾いた心にまるで水が沁みこむように音楽が入ってきました。

きょうは私の入院生活を支えてくれた大好きな音楽のことです。音楽は何でも好きです。特に私は70年代の曲にノスタルジーを感じますヾ(▽^;)ゞテヘ それとクラシックやオペラも大好きです。

私が入院をする時はパーソナルDVDを入院記念ということで買って入院グッズに入れました。それまでは私は仕事をしていましたので、ゆっくりDVDを鑑賞しようと思えば睡眠を削っての鑑賞になるのです。だからなかなか見ることは出来ませんでした。入院を機に病院でゆっくりと鑑賞しようという魂胆です^^; 特に入院中に鑑賞しようと持っていったDVD(これも入院記念に買っちゃいました)はワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」全曲です(サヴァリッシュ指揮、バイエルン国立歌劇場ライブ)。これは「ラインの黄金」「ワルキューレ」「ジークフリート」「神々のたそがれ」と4つのオペラで完結する壮大なオペラです。その他手持ちのCDを持ち込みました(^^)

しかしこの「ニーベルングの指輪」は、私の入院中に全部鑑賞することはありませんでした( ̄▽ ̄;) 
ここより言い訳の弁です。一言で言うと私の集中力と体力がなかったのです。パーソナルだから画面が小さいし字幕も同じく小さいし・・・ やはりワーグナーはオーケストラの人も歌い手さんも体力がいりますが、みる人も体力がいりますね<コラ! 

私の術前、術後を癒してくれた音楽は・・・・・・
実は、メンデルスゾーンだったのですヾ(▽^;)ゞ 

  
交響曲第3番 イ短調 作品56「スコットランド」


1楽章から弦の響きが乾いた心に沁みわたりました。またこの1楽章の旋律の美しさも好きです。手術室からお部屋に帰り、待機していた主人や娘たちが帰って一人お部屋に残された時に片手にナースコールのボタンと、もう一方の手に硬膜外麻酔のボタンをしっかり握って頭の中にはこの曲が充満しておりました。術前術後の私の琴線にふれた1曲です。

もちろん、この子達も私の支えでございました(^^)
入院生活を支えてくれたもの_d0079602_13134277.jpg


※ 「ニーベルングの指輪」は退院後、自宅で鑑賞しました。はじめてみる指輪にはちょっとキツイかなと思いました。今度はト書きに近い演出のレヴァインのメトロポリタンの映像を見たみたいと思います。
by miya-mijyu | 2007-12-04 11:39 | 入院生活の思ひ出